2012年12月10日月曜日

ウェス・アンダーソンのお気に入り映画TOP10【CRITERION編】



ウェス・アンダーソンのお気に入り映画TOP10(クライテリオン・コレクションより)









まずは、クライテリオン・コレクション(THE CRITERION COLLECTION)の説明を。
クライテリオンは、アメリカ映画ソフトメーカーの老舗です。
世界中の、名作傑作と謳われる映画を、DVDやBlu-rayなどのソフトにしていm。
特徴としては、そのオーサリング技術と、充実した特典映像があります。
またジャケットも素晴らしいことで有名です。



THE CRITERION COLLECTION








日本のオフィシャルショップはありませんが、
オフィシャルから買えるんじゃないかな。
とりあえず、Amazonのマーケットプレイスには、色々出品されています。


さて、そのクライテリオンのソフト化されているものから、
ウェス・アンダーソンが、お気に入りの10本を選ぶという企画がありました。
詳細はコチラ。
Wes Anderson’s Top 10

TOP10なんですけど、第3位が3本あるので、
取り上げられた映画は12本です。

ウェス・アンダーソン自体も今回の企画で、初めて見た映画もあるようです。
ランクインしている映画は、アメリカだけでなく、日本やフランスのものもあります。

では、ざっくり意訳でご紹介。
間違ってたらさーせん(笑)

[INFO]のリンク先はクライテリオンのソフト紹介ページです。



EDITORIAL

In response to our invitation to contribute his list of favorite Criterion titles, director Wes Anderson wrote, “I thought my take on a top-ten list might be to simply quote myself from the brief fan letters I periodically write to the Criterion Collection team.” His selections were, unsurprisingly, delightful.

お気に入りのクライテリオンタイトル・トップ10を挙げて欲しいという呼びかけに応じて、
ウェス·アンダーソンは、このように書いている。

“僕のトップ10リストは、
単に僕が定期的にクライテリオンに書いている
ファンレターからの引用になるかもしれない”と。

彼のセレクションは、もちろん、魅力的なものであった。




No.1 『たそがれの女心』(The Earrings of Madame de . . .) 
マックス・オフュルス(Max Ophuls) 

This interview with Louise de Vilmorin on the Earrings of Madame de . . . DVD is very funny. She is already mesmerizing and charming and unlike anybody you’ve ever met—and then she starts talking about the movie. She hated it, in fact? Max Ophuls made a perfect film.

『たそがれの女心』の特典映像における
ルイーズ・ド・ビルモランのインタビューは、非常に面白いです。
彼女は十分に魅惑的でチャーミングです、そして今まで出会った誰とも違っている、
それから彼女は映画について話し始めます。
彼女は、実際は、映画を嫌っていた?

マックス・オフュルスは完璧な映画を作りました。



INFO 















No.2 『バルタザールどこへ行く』(Au hasard Balthazar)
ロベール・ブレッソン(Robert Bresson) 

We watched Au hasard Balthazar last night and loved it and also Donald Richie. You hate to see that poor donkey die. He takes a beating and presses on, and your heart goes out to him. Also, Mouchette is terrific, which we watched last week. It’s a rare option, of course, to be able to ask Jean-Luc Godard to cut your trailer.

僕たちは昨夜『バルタザールどこへ行く』を見て、それを愛しました。
もちろんドナルド·リチーも。
あなたはかわいそうなロバの死を見るのを嫌がって・・。
ロバは殴られ押しつぶされ、そしてあなたの感情が彼に注がれる。
僕たちが先週見た『少女ムシェット』もまた恐ろしい映画です。

クライテリオン用トレーラーの編集を
ジャン=リュック·ゴダールに依頼できるというのは、
もちろん、珍しいことです。 


INFO 

※リンク先でゴダールが編集したトレイラーが見れます













No.3  『豚と軍艦』(Pigs and Battleships )
『にっぽん昆虫記』(The Insect Woman)
『赤い殺意』(Intentions of Murder) 
今村昌平(Shohei Imamura)

We are deep into Shohei Imamura. I always loved Vengeance Is Mine, which was the only one I knew, on a double-disc Criterion laser. But now this box set gives me some perspective. Pigs and Battleships. The war didn’t exactly work wonders for the people of Tokyo or wherever that was.

僕たちは、今村昌平の奥深くにいます。
クライテリオンレーザーで、僕が知っていた唯一の映画が『復讐するは我にあり』であり、
とても大好きでした。
しかし今、このボックス·セットが、僕にいくつかの視点を与えてくれます。

『豚と軍艦』・・。
東京、もしくはそれがどこの人々であったとしても、
戦争は、驚くべき成功を収めませんでした。 


※このDVDに3本収録されています
INFO Pigs and Battleships



INFO The Insect Woman



INFO Intentions of Murder





No.4 『ルイ14世の権力奪取』(The Taking of Power by Louis XIV)
ロベルト・ロッセリーニ (Roberto Rossellini)

This is a wonderful and very strange movie. I had never heard of it. The man who plays Louis cannot give a convincing line reading, even to the ears of someone who can’t speak French—and yet he is fascinating. I was in his corner from start to finish (which comes unexpectedly—I thought there had to be at least another hour and a half to go when “Fin” came up). Mainly, he just walks in and out of rooms and dresses and undresses. I want to watch it again! What does good acting actually mean? Who is this Tag Gallagher?

これは素晴らしく、そして非常に奇妙な映画です。
僕はこの映画を知りませんでした。
ルイを演じている人は、彼はフランス語を話せない人の耳にでさえ、
説得力のある読解を与えることはできませんが、すごく魅力的です。

僕は最初から最後まで彼のそばにいました(驚いたことに、"FIN"の文字が現れた時、
少なくとも、もう1時間半は映画が続くと思っていました)。
大部分は、彼がただ部屋の中や外を歩いたり、
服を着たり、裸のままでいたりしているだけです。 

でも僕はまたそれを見たい!
良い演技とは実際に何を意味するのでしょうか?

ところで、このタグ・ギャラガー※1とは誰ですか?


【訳注】
※1タグ・ギャラガー
特典映像でレビューを書いている(もしくは述べている)人


INFO














No.5 『寒い国から帰ったスパイ』(The Spy Who Came in from the Cold)
マーティン・リット(Martin Ritt)

I had never seen it before. It’s great, and the interview with John le Carré is touching—especially his assessment, or more like admission, at the end that Martin Ritt made “something like a classic.” 

僕はこの映画を見たことがありませんでした。
映画は素晴らしい、そしてジョン·ル·カレとのインタビュー、
特に彼の批評というより告白に近い、
マーティン・リットが作った"古典のようなもの“という箇所は感動的です。 


INFO














No.6  The Friends of Eddie Coyle
ピーター・イェーツ(Peter Yates)


It’s not upbeat.

これは陽気ではありません。


INFO















No.7 『墓場なき野郎ども』 Classe tous risques
クロード・ソーテ(Claude Sautet)


Classe tous risques is very good. I am a great fan of Claude Sautet, especially Un coeur en hiver. Who is our Lino Ventura?

『墓場なき野郎ども』は非常に良いです。

僕はクロード·ソーテ、特に『愛を弾く女』の大ファンです。
我々のリノ・ヴァンチュラは誰でしょうか?


INFO














No.8 『裸の幼年時代』L’enfance nue 
モーリス・ピアラ(Maurice Pialat)

I was introduced to Pialat in the first place by your À nos amours disc. You should do every one of his you can get your hands on.

僕はクライテリオンのディスク『À nos amours』によって、
ピアラを初めて紹介されました。
クライテリオンは、ソフト化できるすべてのピアラの映画をソフト化すべきです。


INFO















No.9 Mishima: A Life in Four Chapters
ポール・シュレイダー (Paul Schrader)


What a great Mishima DVD—and the commentary track. Immediately started the movie again and watched it all the way through with Paul Schrader. This has always been one of my favorites of his, along with Blue Collar. And Donald Richie again!

偉大な三島DVD、解説ブロックも素晴らしい。
すぐにもう一度映画をスタートし、
ポール・シュレイダーと始めから終わりまで見ました。
これは、『ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども』と並んで、
僕のお気に入りになりました。
そしてまたもやドナルド・リチーの登場!


INFO














No.10 『皆殺しの天使』The Exterminating Angel
ルイス・ブニュエル(Luis Buñuel)


Have just watched The Exterminating Angel for the first time since fuzzy VHS in University of Texas A/V library. He is my hero. Mike Nichols said in the newspaper he thinks of Buñuel every day, which I believe I do, too, or at least every other.

『皆殺しの天使』を見たのは、
テキサス大学のライブラリにあるぼやけたVHSで見て以来です。
ブニュエルは僕のヒーローです。
マイク·ニコルズは毎日、ブニュエルのことを考えていると新聞で言っていました。
僕も毎日考えていると思います。
まぁ毎日じゃなくとも、一日置きにはね。


INFO

















シネフィルって言葉が、今も使われているかどうか知らないですけど、
ウェス・アンダーソンはそのグループにいるのかなと思います(笑)
世代的にもそうなのかもしれません。
まぁクライテリオンのソフトは、そういう趣向の人々向けな気がしなくもないです。

まぁシネフィルとかシネフィルじゃないとか、
関係ないですけどね。

今村昌平監督が唯一、日本映画でピックアップされていました。
なんとなく嬉しいことです。
クライテリオン側からリクエストがあったかどうかは・・、
もちろん知りません(笑)
ジェケットは、この中だったら一番好きです。
『裸の幼年時代』もカッコイイ。





後輩




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