2013年5月27日月曜日

カール・ラガーフェルドによるシャネル・フィルム+++【動画】


CHANEL movies directed by Karl Lagerfeld.

言わずと知れたシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルド。
彼がディレクションを務めたキーラ・ナイトレイ主演のショート・フィルムが
Youtubeで公開されているのでご紹介。

それ以外にもいくつか気になるものを。






"Once Upon A Time..." by Karl Lagerfeld




今年は、ココ・シャネルが初めてのブティックをオープンしてから100周年。
それを記念して制作されたショート・フィルムで、
ブティックを通しての、シャネルと人々との関わりが描かれています。

18分ありますが、一見の価値ありかと。

シャネル創業者である、ココ・シャネルを演じているのは、
キーラ・ナイトレイ。
まぁ彼女は、英語を喋ってますけどね(笑)

で、以下はそのメイキング。

"Once Upon A Time..." by Karl Lagerfeld - Behind the scenes



シャネルオフィシャルから、裏話を引いてみます。

マドモアゼル シャネルがドーヴィルに最初のブティックをオープンしてから、100周年を迎える今年、カール ラガーフェルドは、キーラ ナイトレイとクロティルド エスム主演のフィルム「Once Upon A Time」を制作しました。撮影は2013年3月、パリ郊外にあるスタジオ複合施設 シテ ドゥ シネマで2日間にわたり行われました。スタジオには、マドモアゼル シャネルがブティックをオープンした当時のドーヴィルの街並みが、忠実に再現されました。

女優のキーラ ナイトレイは「サイレントムービーになるのだと思っていました」と打ち明けます。「撮影現場に到着した時に、フランス語でセリフを言うように言われたのですが、私は『ボンジュール』と『メルシー』以外は英語で通させてもらいました。カール ラガーフェルドの作品に出演することは、本当に特別な体験です。彼の思い描くココ シャネルに、私はすぐに賛同しました」。

作品中でキーラ ナイトレイとクロティルド エスムが着用しているお揃いの衣装は、カールがシャネルのために特別にデザインしたもの。共演したのは、シャネルを心から愛する人々―モデルのステラ テナント、リンジー ウィクソン、ジェイミー ボーチャート、キャロライン デ メイグレ、さらにはレディ アマンダ ハーレックと娘のタルラも登場しています。男性では、バティスト ジャビコーニやセバスチャン ジョンドー、ジェイク デイヴィス、そしてブラッド クローニングが息子のハドソンと一緒に出演しています。

それぞれの出演者にセリフが伝えられたのは、各シーンの撮影に入る直前でした。キーラ ナイトレイは次のように語ります。「カール ラガーフェルドが直接、出演者に指示を出すのですが、それが素晴らしいのです」。クロティルド エスムも「今までに体験したことのない撮影でした」と打ち明けます。「楽しくて、エネルギッシュで、出演者は皆、お互いの言葉に注意深く耳を傾けていました」。

CHANEL NEWS



カール・ラガーフェルドは、
これまでにもシャネルにおいてショート・フィルムをディレクションしているので、
2本ほどご紹介します。


My New Friend Boy by Karl Lagerfeld




The Tale of a Fairy by Karl Lagerfeld

これは25分ほどあります。



で、キーラ・ナイトレイは以前にも、
シャネルのイメージに起用されています。

Coco Mademoiselle


このショート・フィルムを、
ディレクションしたのは、『プライドと偏見』でキーラ・ナイトレイとタッグを組んだ、
ジョー・ライト。

シャネルの音楽にジョス・ストーンが起用されているのは意外でした。

キーラ・ナイトレイは、
すごく綺麗なんですが、どこか男性的でもあります。
でもその男性的な要素はミラ・ジョヴォヴィッチとはちょっと違っていて、
野性的というよりは、都会的というか、
繊細さがすぐ透けて見えるというか(笑)

女性なんだけど、「女性よりの中性」みたいな印象があります。
その辺がシャネルに起用された要因かどうかは、知りませんが。。。

トニー・スコットの『ドミノ』における、
キーラ・ナイトレイは素敵だなと思っています。

なんのこっちゃって話ですが、
マーティン・スコセッシも2010年にシャネルのムービーをディレクションしています。
これは如何にも「懐古」って感じですね、オッサン達狙いでしょうか(笑)


Bleu de CHANEL




で、そのメイキング。4本に分かれています。

Bleu de CHANEL: The Making of - 1/4




Bleu de CHANEL: The Making of - 2/4




Bleu de CHANEL: The Making of - 3/4




Bleu de CHANEL: The Making of - 4/4






以上の映像は、あくまで「イメージ」ですが、
シャネルの歴史を知りたかったら、
シャネルが自前でしっかりと制作しているサイトをチェックするのがおすすめです。
それが「INSIDE CHANEL」。
スライドと映像で構成されていて、
日本語字幕が付いている映像もあります。





















INSIDE CHANEL


時間軸でも整理されており、アーカイブもしっかりしています。

カトリーヌ・ドヌーヴなど、今までに起用されていた女性たちの広告。
「シャネル・ジャケット」、そして「N゜5」。
マリリン・モンローのインタビューなんかも散りばめられています。


ここを大方見ればシャネルの概要がきちっと分かるサイト。
さすがハイブランドだなと。
こういう伝え方をできるシャネルはやはり素敵だなと思いました。


是非ご覧あれ。




後輩






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