2013年9月4日水曜日

NHKのTV番組『バリバラ』は一度見といたほうがいいっす。


バリバラ=バリアフリーバラエティ

NHK Eテレで放映されているテレビ番組。
『バリバラ』

見たことない人は見といたほうがいいっす。
『風立ちぬ』もいいかもしれないけど、『バリバラ』も同じくらい良い。

『風立ちぬ』は未見ですが、断言できます(笑)






バリバラとは。
HPから引用します。
http://www.nhk.or.jp/baribara/about/index.htm

恋愛、仕事から、スポーツ、アートにいたるまで、
日常生活のあらゆるジャンルについて、
障害者が「本当に必要な情報」を楽しくお届けする番組。
モットーは「No Limits(限界無し)」。
これまでタブー視されていた障害者の性や
お笑いのジャンルにも果敢に切り込みます。
本音をとことんぶつけあい、一緒に笑って、一緒に考えて、
本気でバリアフリーな社会を目指します!!


「笑ってもいい」を前提に、「笑え」を命題に、
障害者のタブーをサクッとオープンにしています。

主役は障害者。
ただし、出演者が全員障害者ではない。
そこもポイントで、健常者が同じ場で同じように笑う。

明らかに、健常者と障害者の間にボーダーは存在する。

でも。

「ボーダーなんて、ないんだよ。」
「皆同じ人間なんだ」
なんて、この番組は謳わない。
それぞれの抱える問題をオープンにしていくこと。
あるいは「障害」をいじって笑いにすること。
それって、健常者側からすると、なかなかできない。
でもサクッとやっちゃう。

その作業がとても清々しい。








ナレーションも健常者ではないことがビックリした。
と同時に、それに驚いている自分に少し寂しくなった。

ちょっと固くなってんなと。


この番組の企画を考えた人もすごいし、GOを出した人もすごい。
wikipediaなどを見てみると、徐々にカタチになっていたようだけど。
局のプロデューサーには、ある種の覚悟があったように思う。

「やるな~、NHK」と素直に思った。
で、制作を見ると、NHK大阪。

なので、「やるな~、NHK」ではなく、
「やるな~、NHK大阪」、「やるな~、大阪」だと思う。

東京では、この番組は出てこないだろうなと。。。
東京だと、「アイは地球を救う」になっちゃう。


正直なところ、これまで、
積極的に障害者のことを考えてきたこともなかったし、
もっと言えば、今後も余程のことがない限り、
自分で調べたり、勉強することはないだろう。
バリバラも一回しか見てないし(笑)


でもそれって薄情でもなんでもなく、
「遺伝子の多面発現性」について積極的に関わらないのと、
同じレベルのような気がする。
むしろ事象として、同じレベルにあるという認識を持つことから、
バリバラは始まっているのかもしれない。

別に「遺伝子の多面発現性」は、
タブーでもなんでもないので違うかもしれないけど(笑)
まぁそれを言いだしたら、
障害者のセックスがなぜタブーなのかという問題も出てくるけども。

それでもなお、薄情者と呼ばれるのであれば、
「そうですね」と僕は答えるでしょう(笑)


そんなことはさておき。
『バリバラ』。

一度は体験した方がいい番組っす。



賛否両論あると思うけど、
賛の声の方が間違いなく、大きいと思う。
そうでなければ、そうあって欲しい。


関係者に心から拍手。


バリバラオフィシャルHP
wikipedia





後輩




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